福山市でケアマネジャーを探す|125事業所から選ぶ

※ 本ページはプロモーションを含みます。

要介護の認定が出たら、次に決めるのがケアマネジャーです。福山市の居宅介護支援事業所は125件あり、数の上では困りません。ただ福山市の場合、いきなり125件を眺める前に確かめたほうがいいことが1つあります。

このページは、福山市でケアマネジャーを探す人のために、市内の実数と、この地域特有の分岐点を整理したものです。厚生労働省の公表データを独自に集計しています。

福山市のケアマネ事業所は125

福山市にある居宅介護支援事業所——ケアマネジャーが所属する事業所は、125件です。

福山市のケアマネジャー(居宅介護支援事業所)福山市の事業所数 125 居宅介護支援; 広島県の中央値 17 1市区町村あたり; 全国の中央値 9 1市区町村あたり; 1つもない自治体 31 全1,889のうち福山市のケアマネジャー(居宅介護支援事業所)県内の中央値の7倍。数の上ではまず困らない地域です福山市の事業所数125居宅介護支援広島県の中央値171市区町村あたり全国の中央値91市区町村あたり1つもない自治体31全1,889のうち県の中央値の7倍。ただし福山市では「居宅のケアマネを選ぶ」だけが道ではない

出典:マモリア調べ(厚生労働省「介護サービス情報公表システム」2026年6月末時点/全国1,889市区町村)

広島県内の市区町村の中央値は17件、全国の中央値は9件です。福山市は県の水準の7倍以上あり、探して見つからないという状況にはまずなりません。ケアマネ事業所が1つもない市区町村は全国に31(1.6%)だけで、もともと不足の起きにくいサービスでもあります。

ただし数が多いことは、選びやすさとは別です。市からもらえる一覧に載っているのは事業所名と住所と電話番号だけで、得意分野もいま新規を受けられるかどうかも書いてありません。125件を上から順に当たる方法では終わらないので、絞る条件を先に決めます。

先に決まる分岐:小規模多機能を使うか

福山市には、他の地域ではあまり見ない特徴があります。

福山市と広島県の中央値、事業所数の差小規模多機能型 3→79; ショートステイ 14→88; グループホーム 7→74; 地域密着型特養 1→28; 看護小規模多機能型 1→14; 定期巡回・随時対応型 1→14福山市と広島県の中央値、事業所数の差泊まりと通いを兼ねる受け皿が、県内の水準から大きく外れている広島県の中央値福山市020406080小規模多機能型79件ショートステイ88件グループホーム74件地域密着型特養28件看護小規模多機能型14件定期巡回・随時対応型14件小規模多機能型は全国の32.2%の市区町村に1件もない。福山市には79件ある

出典:マモリア調べ(厚生労働省「介護サービス情報公表システム」2026年6月末時点/全国1,889市区町村)

小規模多機能型居宅介護が79件。広島県内の市区町村の中央値は3件で、全国では32.2%の市区町村にこのサービスが1件もありません。福山市の79件は、在宅介護の組み立て方そのものが他の地域と違うという意味です。看護小規模多機能型も14件あり、これも中央値1件を大きく上回ります。

小規模多機能型は、通い・訪問・泊まりを1つの事業所がまとめて引き受ける地域密着型のサービスです。同じ職員が3つの場面すべてを担当するので、状態が変わったときに組み替えが速いという利点があります。

ここが実務上の分岐になります。小規模多機能型を使う場合、ケアプランを作るのはその事業所の職員で、居宅介護支援事業所のケアマネジャーとは契約しません。看護小規模多機能型も同じ扱いです。つまり福山市では、「125件からケアマネジャーを選ぶ」道と、「小規模多機能型の事業所を選び、そこの担当者にケアプランも任せる」道の2つがあります。

居宅介護支援を選ぶ 小規模多機能型を選ぶ
ケアプランを作る人 居宅介護支援事業所のケアマネジャー 小規模多機能型事業所の担当者
使えるサービス 市内外のサービスを自由に組める 通い・訪問・泊まりはその事業所が担う
向いている状態 使うサービスが決まっている、複数を比べたい 状態の変動が大きい、家族が急に対応できない日がある
福山市の事業所数 125 79(看護小規模多機能型は14)

どちらが良いという話ではありません。ただ、この分岐を知らないまま居宅のケアマネジャーを決めてしまうと、あとで小規模多機能型に移るときに契約をやり直すことになります。迷っているなら、最初の相談のときに「小規模多機能も候補に入れたい」と伝えておくと、両方を見たうえで決められます。

125件の一覧は、どこでもらえるか

もらえる場所は3つあります。中身が違います。

もらう場所 もらえるもの ひとこと
地域包括支援センター 担当圏域の事業所一覧。空き状況を把握していることが多い いちばん実用的。小規模多機能型の空きも一緒に聞ける
福山市役所の高齢者福祉の窓口 市内全域の公式一覧 網羅的だが、そこから選ぶ材料は付いてこない
介護サービス情報公表システム(厚労省) 全国の事業所を条件で検索できる 職員数などは載るが、更新が年1回で実態とずれることがある

福山市は面積が広く、市街地から離れた地域まで距離があります。親の住所を伝えて、その圏域で動いている事業所を出してもらうのがいちばん速いやり方です。地域包括支援センターに何を頼めるかは地域包括支援センターに何を頼めるかにまとめています。

電話で聞く5つのこと

候補が4〜5件に絞れたら電話をかけます。1件3分で終わります。

聞くこと なぜ聞くか
いま新規を受けられますか 最初に確認する。ここが埋まっていれば以降は無意味
◯◯(町名)まで来ていただけますか 福山市は広い。事業所ごとに受け持つ範囲が違う
小規模多機能を使う選択肢も相談できますか 市内に79件ある。扱いに慣れているかで提案の幅が変わる
おたくは系列にサービスをお持ちですか 勧められるサービスの偏りを事前に把握する
担当になる方は何年目ですか 年数そのものより、答え方に事業所の姿勢が出る

3つ目が福山市ならではの質問です。居宅介護支援の事業所にとって小規模多機能型は担当を手放す先でもあるので、答え方に差が出ます。不利になる選択肢でも中立に説明する事業所は、そのあとも信用できます。

選ぶときに効く3つの視点

電話が終わったら、次の3つで比べてください。

1つ目は距離です。福山市は東西に長く、市街地から離れた地域も多いので、事業所から親の家までどれくらいかかるかは実務でそのまま効きます。何かあったときに来てもらえる範囲かどうかを確認してください。

2つ目は母体です。居宅介護支援事業所には、系列に訪問介護やデイサービス、小規模多機能型を持つところと、ケアマネ単独のところがあります。系列があると連携は速い一方、そのサービスを勧められやすくなります。優劣ではないので、「おたくは系列のサービスをお持ちですか」と聞いて把握しておくのが正解です。

3つ目は相性です。ケアマネジャーとはこれから何年も月1回以上会います。初回の面談で親の顔を見て話すか、家族だけを見て話すか——ここははっきり出ます。

合わなかったら、変えられる

ケアマネジャーは理由を問わず変更できます。契約は事業所と結んでいるだけなので、許可も回数制限もありません。手順は、新しい事業所を決めてから、いまの事業所に終了を伝える。この順番だけ守れば、担当がいない空白期間は生まれません。

目安は、伝えたことが翌月のケアプランに反映されているかどうかです。反映されないことが2回続いたら、相性ではなく仕事の問題です。詳しい手順はケアマネジャーの選び方と変え方にあります。

なお居宅介護支援から小規模多機能型に移る場合も、同じように途中で切り替えられます。逆も同じです。

福山市にないもの、厚いもの

福山市で1つも事業所がないサービスは、21の主要サービスのうち1つだけです。

福山市に1つもないサービス 全国で0件の市区町村 県内で持っている地域
夜間対応型訪問介護 1,776(94%) 広島市西区2/広島市東区1/広島市佐伯区1

夜間対応型訪問介護は全国の94%の市区町村にないので、福山市が特別に不足しているわけではありません。ただしこれは地域密着型サービスなので、原則としてその市区町村の住民しか使えません。広島市に事業所があっても福山市の住民は使えないということです。

夜の備えは別の方法で作ることになります。福山市は定期巡回・随時対応型が14件(広島県の中央値1件)あり、これが夜間・早朝を含めて対応する仕組みです。小規模多機能型79件の泊まり機能も、夜の受け皿として現実的な選択肢になります。夜間の体制の考え方は夜中に親が倒れたら誰が来るのかにまとめています。

逆に福山市が厚いのは、ショートステイ88件(広島県の中央値14件)、地域密着型特養28件(同1件)、グループホーム74件(同7件)です。泊まりと住まいの受け皿は県内でも際立って多く、特別養護老人ホームも22件あります。特養の待機の実情は特養の待機期間は本当に長いのかを参考にしてください。

福山市の全21サービスの事業所数と、県内・全国との比較は福山市の介護事業所967件にまとめてあります。

まとめ

押さえること 内容
福山市のケアマネ事業所 125件(広島県の中央値17・全国の中央値9)
最初の分岐 居宅介護支援か、小規模多機能型(79件)か
一覧のもらい方 地域包括支援センターが最短。空き状況まで聞ける
電話で最初に聞くこと 「いま新規を受けられますか」
福山市にないもの 夜間対応型訪問介護(全国の94%の自治体も0件)
福山市が厚いもの ショートステイ88・グループホーム74・地域密着型特養28

最初の一手は、地域包括支援センターに親の住所を伝えて、居宅介護支援の候補と、小規模多機能型の候補を両方出してもらうことです。福山市はその2つを並べて比べられる、数少ない地域です。

よくある質問

ケアマネジャーに料金はかかりますか。

かかりません。居宅介護支援は介護保険から全額給付されるため、利用者の自己負担はゼロです。ケアプランの作成も、事業所との連絡調整も、月1回以上の訪問も無料です。介護にかかるお金の全体像は介護費用は月いくらかにまとめています。

小規模多機能を使うと、いまのケアマネジャーはどうなりますか。

居宅介護支援の契約は終了し、ケアプランは小規模多機能型事業所の担当者が作ることになります。担当者が変わるということです。逆に小規模多機能型をやめて通常のサービスに戻す場合は、あらためて居宅介護支援事業所と契約します。どちらの方向にも切り替えはできますが、担当者が入れ替わるぶん引き継ぎが要るので、最初にどちらで始めるかは相談して決めたほうが負担が少なくなります。

福山市以外の事業所でもいいですか。

居宅介護支援に住所地の制限はないので、尾道市や府中市の事業所とも契約できます。ただしケアプランに載せるサービスのうち地域密着型(地域密着型通所介護、定期巡回、夜間対応型、小規模多機能、グループホーム、地域密着型特養)は原則として福山市の住民しか使えません。福山市はこの地域密着型がとくに多い地域なので、市内の事情に詳しい事業所のほうが組みやすくなります。

ホームページがない事業所は避けたほうがいいですか。

その必要はありません。ケアマネ事業所を運営する法人の87%は1事業所だけの小規模な法人で、広報に人手を割いていないだけです。全国でも34.7%がホームページを持っていません。判断材料は電話での応対と、初回面談での具体性です。ネット上に情報がないことは、質の低さを意味しません。

認定の結果が出る前でも相談できますか。

できます。申請から結果までは原則30日かかりますが、その間も地域包括支援センターやケアマネジャーに相談でき、暫定のケアプランでサービスを先に使うこともできます。認定を待ってから動くと、そのぶん在宅の体制づくりが遅れます。流れは介護保険の申請の流れにまとめています。