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正しい使い方を!介護ベッドまわりの事故事例まとめ

在宅介護の増加に伴い、家庭での電動式介護ベッドの利用が多くなっています。しかし、誤った使い方による重大な事故が発生しています。今回は介護ベッドの事故事例をまとめました。

介護ベッドの危険性

身体的な介護が必要な場合、家庭に介護ベッドを入れていることは少なくありません。電動によるマットレスの背上げ機能や膝上げ機能、高さ調整機能や、転落防止手すりのサイドレール、自立を助けるベッドグリップなど日常動作のサポートに便利な機能が工夫されています。しかし、誤った使い方による重大な事故も発生しています。機能や操作方法を正しく理解したうえで、利用者の身体状況がベッドに合っているか確認することが必要です。

介護ベッドで起きる事故事例

介護ベッドには便利な機能がある一方で、正しい使い方をしていないことが原因の事故も数多く起きています。一番多い事故は、転倒防止のサイドレール周辺で起きています。横に並んだ2つのサイドレール間に頭や首がはさまってしまい死亡する事故や、サイドレール内のすき間に腕や足が入ってしまい、無理やり引き抜こうとして骨折してしまうという事例もあります。自立を助ける固定レバーでは、ベッドから離れようとして要介護者の衣服がレバーにひっかかり首が絞まって窒息死する事故が起きるなど、ベッドから離れるときにも注意が必要です。介護者や家族が巻き込まれる事故としては、背を上げたベッドの裏側で子どもが遊んでいることに気がつかず背を下げるスイッチを押してしまい、ベッド本体とヘッドボードにはさまれて大けがを負わせてしまう事故もあります。

事故防止のための注意点

平成19年から重大な事故が多数発生していることを受けて厚生労働省は介護ベッドの安全点検の指針を出しました。それを受けて医療・介護ベッド安全普及協議会が設立され、安心して介護ベッドを利用できるルール作りと周知活動がおこなわれています。特に事故が多い横に並んだ2つのサイドレール間は6センチの球状のものが入らないよう指導されています。すき間がある場合はクッションや毛布などで埋めるなどの対策が必要です。さまざまな事故事例をもとに危険を回避するチェックリストつきのパンフレットが配布されているので参考にするとよいでしょう。利用者の機能障害はさまざまで身体の麻痺や認知障害など注意するべきポイントは異なります。ベッドの利用者への注意はもちろんですが、介護者や家族も介護ベッドの取り扱い方法と危険性を理解しておく必要があります。

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