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【PR】「脳トレ×コミュニケーション」新しいカタチのもの忘れ対策とは?

日本では高齢化が進むとともに認知症患者数が増加しており、今後もますます増えていくと考えられています。厚生労働省の推計では、65 歳以上の方の認知症有病率は15%、約462 万人となっており、高齢者の7 人に1 人が認知症有病者と言えます。現代の医学には認知症を完治させる治療法や薬はまだないと言われています。したがって認知症予防が非常に重要です。本日は、もの忘れ対策に関するサービス『脳レク』を展開する株式会社エストコーポレーションの脳レク事業部担当者の水谷さんにお話を伺いました。

何かしたほうがいいけど、何をしたらいいか分からないもの忘れ対策



ーニュース・新聞などでも目にする機会が増えた認知症ですが、なぜ貴社で「もの忘れ対策サービス」をはじめることになったのですか?サービス立ち上げのきっかけを教えてください

元々のサービス立ち上げのきっかけは、弊社代表の清水の親族との会話でした。

清水の親族は、免許の更新とは別に免許センターに通っていました。免許の更新とは別に、なぜ免許センターに通うのかと思われるかもしれません。実は免許センターでは講習を受けることができ、その中に認知機能を測るテストがあります。清水が親族に理由を聞くと「認知症の予防をそろそろしなければ、と思っているが具体的に何をすればいいのかわからなかったから、テストを受けられる免許センターに通っている」とのことでした。

そこで清水は、親族に対して、何か継続してもの忘れ対策ができそうなものはないか、といろいろ調べました。調べた結果なかなかしっくりくるものがありませんでした。それなら自分たちでやろうと考え、たどり着いた結果が、この「脳レク」というサービスです。

業界初の「脳レク」はいったいどのようなサービスなのか




ー代表の清水様の親族との会話がきっかけなのですね。「何か対策をしなければと感じながらも、具体的に何をしてよいかわからない方」へのサービスとして「脳レク」が生まれたとのことですが、サービス内容を具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?

「脳レク」はもの忘れ対策をテーマとしたシニア向けの通信教育事業です。

いくつかのコンテンツがパッケージ化されたものが「脳レク」であり、その中でも大きく1認知症の専門医師監修の脳トレドリル2あたまの健康チェック3おしゃべりコール、の3つのコンテンツに分けることができます。

1、認知症の専門医師監修の脳トレドリル

毎月、認知症の専門医師が監修している脳トレドリル(1日2ページ、4週間分のクイズ)が自宅に届きます。他の脳トレ冊子ですと、漢字クイズなら漢字クイズのみ、と1種類の問題で構成されていることが多いです。脳レクでは1冊に20種類以上のクイズが掲載されており、「注意力」や「記憶力」など、脳を活性化させる7つの能力をバランス良く鍛えることができます。

2、おしゃべりコールサービス

週に1回、約10分程、サービスセンターよりお電話いたします。普段の生活の様子を中心に、わからないクイズの解き方などをお話します。また最後にはお電話でできるテスト(お電話問題)を一緒に実施いたします。ご家族が希望する場合には、おしゃべり内容のフィードバックをメールでお送りします。

3、あたまの健康チェック

3ヶ月に1度、「あたまの健康チェック」を受けていただきます。こちらは軽度認知障害のリスクを97%の精度で判別できるテストで、脳トレの効果測定や、認知機能低下の早期発見にお役立ていただけます。こちらは自治体や病院などでも使われているテストです。

これらのコンテンツを複合的に組み合わせて、効果的に脳トレを実施していただける内容となっています。

脳トレ×コミュニケーションという新しいカタチのもの忘れ対策




ー「認知症の専門医師監修の脳トレドリル」をベースに、継続をサポートする「おしゃべりコール」や、脳トレの効果測定や認知機能低下の早期発見に役立つ「あたまの健康チェック」を複合的に提供しているんですね。サービスを展開する中で「脳レク」が大事にしている考え方や、サービスのコンセプトを教えてください

「継続」していただくために、「楽しく」と「無理なく」を意識しています。その為のコンセプトとして「脳トレ×シニアと脳レクとのコミュニケーション」があります。

一般的な脳トレというと、クイズ本を買ってきて自宅等で黙々と問題を解いていく、といったイメージがあるかもしれません。そういった場合ですと、どうしても継続することが難しい部分があります。毎月の通信講座など、最初は乗り気で始めたとしても、途中でやめてしまう経験がどなたにでもあるのではないでしょうか。

もの忘れ対策は一般的なトレーニングと同じで、効果的とされる対策を一時的ではなく、継続していくことが必要と言われています。脳レクでは、「認知症の専門医師が監修している脳トレドリル」の他に、会員とコミュニケーションを図る「おしゃべりコール」や、脳トレの効果測定ができる「あたまの健康チェック」があります。脳トレドリルに関しては、適切な難易度で脳トレを実施してもらえるように2種類の難易度をご用意しています。

また、わからない問題については「おしゃべりコール」の時に質問することができます。「おしゃべりコール」は、会員の方とのコミュニケーションが密になるよう、できるだけ同じ担当者が電話をするようにしています。また継続するためのモチベーションを上げていただくために、「おしゃべりコール」時に実施するお電話テストや、「あたまの健康チェック」があります。

このような形で、会員の方と「コミュニケーション」をとることで、脳トレを「継続」していただく工夫をしています。

社内にいるだけでは気づけなかった「本当の声」




ー「脳トレ×シニアのコミュニケーション」をコンセプトにしているんですね。他にはない唯一無二のサービスを提供している「脳レク」ですが、サービスを創る中での工夫した点や苦労話を聞かせてください

サービスを立ち上げてから約1年が経ちますが、立ち上げ当初は担当者3人で、本当に何でもやりました。どのようなサービスが求められているのかを知るために、実際に利用される年代の方が集まるイベントやご自宅にも足を運びました。またその息子娘世代のご意見をお伺いするために、社員の親戚・知り合いへご協力を仰ぎながら、座談会を開くなどして、どういった内容にすればみなさまに満足していただけるか、を徹底的に調査しました。

その中で社内にいるだけでは気づけないニーズがたくさんありました。例えば1ヶ月あたりのクイズの量が多すぎる、という意見は話を聞いてみて初めてわかったことです。サービス立ち上げ当初は、脳トレドリルのクイズの量が多くないと満足していただけないと考えていました。一方で、いだたいた意見としては、「一日にこの量は多い」や「最初は頑張れると思うけど、いつか億劫になりそう」などの声をいただきました。

継続的に利用でき、効果のある適切な量はどの程度なのかを模索した結果、当初3冊あった脳トレ冊子も、監修医師の指導のもと、今は1冊に凝縮しております。また、脳が慣れてしまわないようにクイズのバリエーションを増やしたり、ドリルを2種類にして、適切な難易度で脳トレができるようにする、などの改善を行いました。

ー嬉しかった話を聞かせてください

サービスを運営していて嬉しい瞬間といえば、やはり会員様から生の声をいただいた時ですね。「『脳レク』をやりはじめてから、生活にメリハリがつくようになった」や「クイズを解き終えたので、バックナンバーの冊子が欲しい」、「予防意識が高まり、外出・運動を心掛けるようになった」など、こういった声を聞くとやりがいを感じます。

アナログとデジタルの融合で健康寿命のトータルサポート




ー利用者の「生の声」を大事しながら、サービス改善を行っているんですね。日々進化を続けている「脳レク」ですが、今後の展望があれば教えてください

シニアの「健康寿命のトータルサポート」をミッションに、将来は認知症予防そのものの発展に寄与したいと考えています。

「脳レク」の特徴の1つにお電話を通じての「コミュニケーション」があります。ここがキーになると考えています。もの忘れ対策サービスをはじめるにあたって、媒体をWEBではなくあえて紙にしたことには理由があります。普段WEBを使わない方々にサービス提供したい、というのも1つですが、「脳レク」はWEBでは集められないデータを集めることができます。いくらデジタル化が進んでいるとはいえ、高齢者の中には慣れていない方も多くいらっしゃいます。そういった方々に対して、脳レクの特徴である「電話でのコミュニケーション」を通して、会員の方の生活の様子や、認知機能チェックのテスト結果などをデータとして集めることができます。

このアナログで集めた貴重なデータをデジタルに落とし込み、サービスの改善はもとより、認知症予防そのものの発展に寄与できるよう尽力いたします。

ーありがとうございました。今後の「脳レク」の成長に期待しています




サービスの詳細について知りたい方はこちら





会社概要

株式会社エストコーポレーション
エストコーポレーション様HP http://est-corporation.jp/

【プラン詳細】
~自宅に届く脳トレドリル「脳レク」~
トライアルプラン
980円(税抜)
エコノミープラン
1980円(税抜)
スタンダードプラン
3980円(税抜)
脳レク冊子(4週間分)
おしゃべりコール

(月に1回)

(月に最大4回)
あたまの健康チェック(3か月に1回)
文通サービス

参考文献

厚生労働省(2014)「認知症高齢者の現状」『認知症施策の現状について』
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000065682.pdf

執筆者

取材・文:GCストーリー株式会社佐藤
画像:株式会社エストコーポレーション

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