null
mamoria マモリア(mamoria)親の介護にはじめて
向き合うご家族を総合サポート

最新記事を受け取る

人気ランキング

おすすめ記事

キーワード一覧

終活|親が元気なうちにが主流に!?お墓の購入ってどうする?

国内の少子高齢化が進むにつれて、高齢者の「終活」に注目が集まるようになりました。エンディングノートや遺言状を作成し、遺された家族に負担をかけず、自分らしく最期を迎えたいと考える人が増えてきています。こうした中で、高齢者が生前に墓を整理したり、購入したりする動きが加速しているようです。今回は、少し先ですがお墓の購入について考えてみましょう。

墓じまいで区切りをつける

代々受け継がれてきた墓地があっても、墓参りに行くのに何時間もかかってしまうと、次第に管理が難しくなってくることがあります。こうした状況では、将来的な墓の管理で子供や孫に負担がかかることが予想されるため、高齢者が「墓じまい」をするケースが増えてきています。「墓じまい」にあたっては、さまざまな手続きが必要となるため、高齢者が自分の墓を検討する機会にあわせて改葬先を探すことが多いようです。

負担のかからない墓を購入

墓を持たない高齢者のなかには、子どもたちに負担をかけず、自分好みのデザインで仕上げることができる「生前墓」を購入する人も増えています。「生前墓」を購入するメリットとして、自ら見学会に足を運び、立地や区画のほか、墓石やデザインなどを選ぶことができる点があげられます。都市部から快適にアクセスできる納骨堂で永代供養の室内墓所を購入する人も増えており、墓石を残さない樹木葬を選ぶ人もみられます。

相続の負担軽減の面も

また、最近では相続税・贈与税の税制が改正されたことから、課税対象となる資産をできるだけ減らしておこうという動きもあります。墓の購入費用は相続税の課税対象外となりますし、その他にも、仏像や仏具の購入費用については、課税の対象とならないとされています。こうしたことから、18金の高価な仏像や仏具を購入する動きも出てきています。

家族での話し合いを大切に

墓をどのような形で残していくのかという問題は、子供や孫に代々引き継がれていく課題です。そのため、墓の準備を「終活」に取り組む高齢者だけで進めてしまうと、子供世代との意識にギャップが生じることがあります。あらかじめ元気なうちに、どのような墓を望むのか、意見を交わしておくことが望まれます。

最新記事を受け取る

関連キーワード

併せて読みたい記事

  • もしかして認知症・・?不安になったらすべきこと
    もしかして認知症・・?不安になったらすべきこと
    介護の始まりは病気や怪我によるものがほとんどですが、その中でも認知症は全体の約15%を占めています。認知症もいくつかの種類に分類されますが、加齢による『物忘れ』と『認知症』の初期症状は似ており、『もしかして・・』『まさかうちの親が・・』などと思い悩む方も多いと思います。 『もしかして・・』と思ったらすべきことをまとめました。
    記事を見る
  • “終活大学”の学生になって終活のオモテウラを楽しく学ぼう!
    “終活大学”の学生になって終活のオモテウラを楽しく学ぼう!
    長寿国日本の平均寿命は今年、男女とも過去最高を更新し、男性80.75歳、女性86.99歳と発表されました。(厚生労働省 第22回生命表) 平均寿命は今後も伸びると予測される中、自分自身の人生の幕引きの準備と共に、介護・医療・葬儀・埋葬の準備について、選ぶ側の知識と選別眼がより重要になってくると思われます。 今回は、全体像が見えにくい終活について、業界のウラ事情も含めて、みんなでたのしく講義形式で学ぶことができる“終活大学”を主催するNPO法人終活サポートセンター理事の水上由輝德さんにお話を伺いました。
    記事を見る
  • 【セミナーレポート】哀しみをいやす講演会/主催:日本グリーフ専門士協会
    【セミナーレポート】哀しみをいやす講演会/主催:日本グリーフ専門士協会
    2017年11月23日に国際ファッションセンターで日本グリーフ専門士協会主催の「哀しみをいやす講演会」が開催されました。 グリーフ(悲嘆)に寄り添う専門家5名によるスライドや映像を使った講演会、パネルディスカッションがメインコンテンツとして提供されました。 会場には、グリーフ(悲嘆)ケアを学んでいる方、興味がある方だけでなく、喪失の哀しみを抱えている方もいらっしゃいました。
    記事を見る
  • 【前編】励ましではなく、相手から見て「わかってくれる人」になる
    【前編】励ましではなく、相手から見て「わかってくれる人」になる
    2017年6月に公表された厚生労働省「保険医療2035」での提言では、当年の「総合診療医」資格化に向けて、質の担保・人材育成、地域主体の保険医療再編の重要性等に関するレポートが発表されました。 今回は「一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会」理事、めぐみ在宅クリニック院長の小澤竹俊先生に「解決できない苦しみ」といかに向き合うか、お話を伺いました。 「スピリチュアルな苦しみに対する具体的援助」の普及に取り組んでおられます。
    記事を見る
  • 要介護認定調査とは?気を付けるべきポイントを徹底解説!
    要介護認定調査とは?気を付けるべきポイントを徹底解説!
    介護保険のサービスを利用するためには、要介護認定を受けなければなりません。 認定結果は自立(非該当)以外、『要支援1~2』『要介護1~5』の7段階に分かれ、この介護度によって、受けられるサービスの範囲や負担額などが違ってきます。 ですので、間違った介護認定をされないよう、注意が必要です。 今回は要介護認定を受ける際のポイントをご紹介します。
    記事を見る