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介護保険料の地域差について考える

介護保険料についての問題で、最近大きく注目を集めているのが、「地域格差」です。昨年10月中旬、厚生労働省は介護保険料を全国的に比較することができるオンラインシステムを構築しました。そのことによって、地域による保険料の違いをなくしていくよう、高い自治体で過剰なサービスが行われていないかなど分析し、見直しに努めるようにと促していく方針を打ち出したのです。その具体的な内容についてまとめました。

地域格差における課題点や政府の対策

介護保険料についての問題で、最近大きく注目を集めているのが、「地域格差」です。昨年10月中旬、厚生労働省は介護保険料を全国的に比較することができるオンラインシステムを構築しました。そのことによって、地域による保険料の違いをなくしていくよう、高い自治体で過剰なサービスが行われていないかなど分析し、見直しに努めるようにと促していく方針を打ち出したのです。その具体的な内容についてまとめました。

#地域格差の背景と理由
介護保険料を定める上で基準となるのは、高齢化率や必要なサービス量などです。これは各市町村が決めており、3年ごとに改定しています。居住地によって介護保険料が異なるという事実には、こうした背景があるのです。その差は最大で3.1倍にまでなっています。これほどの差額が出た理由として考えられるのは、それぞれの地域において、高齢者人口と介護事業所の数が異なるという点が挙げられます。

高齢化社会に向けて格差をなくすことの重要性

都市部は比較的高齢者が少ないため、介護保険の利用者も少なく、よって保険料は低く抑えられます。一方、山間部などでは高齢者が多いため、保険料が高くなってきます。また事業所の数という点で比べてみると、高齢者人口とは別の見方になります。都市部では利用者が少ない反面、事業所の方が多く、サービスを行う側はどんどん提供できるので、保険料が高くなるという仕組みです。山間部などの過疎地域においては、高齢者が多く、それでいてサービスを提供できる事業所が少ないので、保険料は低く抑えられています。こうした偏りをなくすためには、保険料の負担やサービスの提供が平均化されていく必要があります。

今後に向けた政府の方針は

政府はこれまで、各地域の住民がそれぞれ納得しているものとして、介護保険料の地域差を認めてきたのです。その方針を転換していくことで、今後は、年間10兆円もの介護費用を抑え、地域差による不公平感を解消していけるものと期待されています。具体的な策としては、オンラインシステムを導入することにより、介護保険料が高くなってしまう要因を全国的に比較・分析して見直しにつなげる方針です。そのことは、これからの高齢化社会が安心できるものとなるための重要な足がかりとなるでしょう。

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