null
mamoria マモリア(mamoria)親の介護にはじめて
向き合うご家族を総合サポート

最新記事を受け取る

人気ランキング

おすすめ記事

キーワード一覧

早めの対策が吉!64歳以下の若年性認知症の症状と予防方法

若年性認知症とは64歳以下で発症する認知症の総称です。働き盛りの年齢で発症するため、高齢になってから発症する認知症と比べ、社会や家庭において問題を抱えることが少なくありません。また仕事の疲労やうつといった症状の可能性などを考えてしまい、発見が遅れてしまうことも多く、そのため診断が遅れてしまうことの多い病気です。高齢者に多く発症する認知症は女性が多いことに対し、若年性認知症は男性に比較的多いのが特徴です。しかし女性でも発症の可能性がないとはいえません。特に専業主婦の場合は症状に気づきにくく、症状がかなり進行してから判明するといったことも少なくありません。若年性認知症を予防するために、その症状についてよく知るとともに、普段の生活からできる予防方法について見ていきましょう。

若年性認知症の症状

若年性認知症の原因となる病気には、脳梗塞や脳出血といった脳の血管障害が原因で起こる脳血管性認知症が一番多く、次いで脳が萎縮していくことで起こるアルツハイマー病があげられます。

脳血管性認知症は、急性の脳出血や脳梗塞によって起こります。これらの症状には意識障害や麻痺、言語障害が起こるため、診断の際や家族の目もそちらの症状に向けられてしまいます。そのため、これらの症状が落ち着いても、知的機能の障害、意欲の低下、人格の変化といった認知症の症状が残されている場合があるのですが、見過ごしてしまい症状が進んでしまうことがあります。

また、アルツハイマー病でも意欲の低下や作業効率の低下といった症状が見られますが、これらの症状はうつ病や更年期障害と間違われることが多いため、やはり認知症のサインを見落としてしまいがちです。

同じ話を何度もする、今まで迷うことのなかった家までの帰り道を忘れてしまうといった物忘れの症状や、今まで打ちこんでいた趣味を急にやめてしまったり、家族に対して暴言を吐いたり、暴力を振るうようになったなど、急に性格が変わってしまったように感じられる行動が見られる時には注意が必要です。

食生活を見直して予防する方法

若年性認知症の原因である脳血管性認知症は、原因である疾患を予防することでその発症を予防し、若年性認知症を予防することにつながります。まず普段の食生活から、若年性認知症を予防しましょう。脳血管性認知症の原因となる高血圧を防ぐために塩分は控えめの食事を取りましょう。糖質を取りすぎないようにすることで、脳動脈硬化を予防することが可能です。

また、肥満は高血糖、高血圧、脂質異常を招き、認知症を発症する可能性があります。動物性脂肪などの取りすぎは、高血圧や動脈硬化になりやすく、これも認知症のリスクを高くします。血流を改善するには、DHAとEPAを多く含む青魚脳を活性化するミネラルやビタミンを多く含む緑黄色野菜や果物を積極的に食べることが重要となります。

食事の際には早食いをせず、よく噛んで食べることも大切です。噛むことは脳への刺激となるとともに、だ液が良く出るようになるので口腔機能が良好に保たれます。歯のケアなども合わせて心がけることが大切です。

日頃の運動を見直して予防する方法

定期的な運動、特に有酸素運動が脳の活性化に有効であるとされています。急激な運動は逆に体に負担になりますので、週に3回程度汗ばむぐらいの運動を行いましょう。適度な運動は肥満予防にもなり、若年性認知症を引き起こす生活習慣病予防にも効果があります。特におすすめなのはウォーキングです。歩くことで全身の血液循環が促され、脳に行く血液の量が増えます。さらに歩きながら簡単な計算問題を行ったり、車のナンバーを覚えたりするのも脳の刺激となります。

自転車やエアロバイクなどのサイクル運動は、足腰を鍛えるだけでなく脳を活性化する働きがあります。エアロバイクは自宅でトレーニングでき、負荷も調整しやすく、またウォーキングよりもカロリー消費が高い運動ができます。

生活習慣を見直すことでできる予防

習慣になっている行動を見直すことが、認知症リスクを減らし予防につながります。特に喫煙者の認知症リスクは、非喫煙者の約2倍にもなることが分かっています。本数を減らし、できれば禁煙することで若年性認知症の予防になります。

若年性認知症を引き起こす疾患にアルコール性認知症があります。アルコールの大量摂取は脳の萎縮を招き、認知症の原因となります。ただし少量の飲酒は全く飲まない層よりも認知症の発症が少ないといったデータもあるため、飲酒が認知症の要因とは言い切れません。適量を守ることで、糖尿病の発症などを予防することにつながります。

睡眠不足は認知症のリスクが高まります。認知症予防に最適な睡眠時間は7~8時間とされています。さらに30分程度の昼寝も認知症予防に効果的です。寝だめではなく睡眠は毎日規則正しい生活と共に、しっかり取るようにしたいものです。

心身ともに健康的な生活を

認知症予防には、食生活、運動、規則正しい生活のバランスが取れた生活が大切です。そのほか人と積極的にコミュニケーションを取り、話をすることで脳の活性化につながります。さらに常に新しいものへの興味や好奇心を持ち、脳を使い続けることが認知症予防となります。これらの予防をしていても、若年性認知症に絶対にならないという保証はありません。しかし早期発見により、症状を遅らせることは出来ます。家族同士で見守り合い、何か異常に気がついたときには早めに診察を受けるなどして、手遅れにならないよう心がけるようにしましょう。

最新記事を受け取る

関連キーワード

併せて読みたい記事

  • 介護離婚を避けるために、夫が知るべき心構え5か条
    介護離婚を避けるために、夫が知るべき心構え5か条
    親の介護をめぐるトラブルに苛まれ、それまで仲のよかった夫婦であっても離婚という結果に至ってしまうケースが近年増えています。一生を誓ったパートナーを失うということはその後の人生の行き先にも影響しますから、介護によって離婚ということにならないために大切なポイントを押さえておきましょう。
    記事を見る
  • 圧倒的な「つけ心地」。整体×下半身美人ベルトの効果とは?
    圧倒的な「つけ心地」。整体×下半身美人ベルトの効果とは?
    日本では認知度の低い“骨盤臓器脱”は性器脱とも言われ、膀胱脱、子宮脱、直腸脱などの臓器が外に突出してしまう症状です。圧倒的に女性患者数が多く、海外の報告では女性の生涯羅患率が11.1%と報告されている文献もあります。 羞恥心から我慢を重ね、症状が進んでから病院を受診すると手術しかないと言われるケースが多いのが現状のようです。 今回は、独自開発の整体プログラムと“下半身美人ベルト”でメスを入れずに改善を目指す、バランス工房代表の岡林秀和さんにお話を伺いました。
    記事を見る
  • 要介護認定調査とは?気を付けるべきポイントを徹底解説!
    要介護認定調査とは?気を付けるべきポイントを徹底解説!
    介護保険のサービスを利用するためには、要介護認定を受けなければなりません。 認定結果は自立(非該当)以外、『要支援1~2』『要介護1~5』の7段階に分かれ、この介護度によって、受けられるサービスの範囲や負担額などが違ってきます。 ですので、間違った介護認定をされないよう、注意が必要です。 今回は要介護認定を受ける際のポイントをご紹介します。
    記事を見る
  • 音楽に学習療法、認知症治療に効果的な方法は?
    音楽に学習療法、認知症治療に効果的な方法は?
    認知症にかかると治療が難しいといわれることがあります。しかし、実際にそうなのでしょうか。認知症になる予防も大切ですが、認知症を発症したとしても現代医学の進歩により様々な治療法があります。そのため、予防の知識を得るとともに、認知症を発症した場合の治療法も知っておくことが大切です。
    記事を見る
  • まだ間に合う!敬老の日のプレゼント4選
    まだ間に合う!敬老の日のプレゼント4選
    もうすぐ始まるシルバーウイーク、もう予定は決まりましたか?シルバーウイークといえば「敬老の日」です!今回は今からでも間に合う敬老の日のプレゼントをご紹介します。プレゼント予定の無かった方もこの機会に検討してみてください。
    記事を見る