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1. 高血圧の原因・症状をポイント解説

高血圧がなぜ起こるのかということについて、はっきりとした理由はわかっていません。しかし遺伝や生活習慣が影響する病気であり、特に生活習慣病の代表的なものとなります。高血圧がどのような状態で、体にどんな状況を引き起こすのかを知って、予防や改善に役立てましょう。

高血圧の定義、数値

高血圧とは、心臓が血液を送り出す時に血管に掛かる力が、正常な範囲よりも高い状態が続くことを指します。血圧は運動や気持ちの変化などによっても変わりますが、それが一時的なものなら体の自然な反応なので心配はいりません。しかしそれが続くようであれば、血管壁に負担が掛かり、さまざまな悪影響が出てくる原因となるのです。高血圧の数値の目安は日本高血圧学会の定義によると、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上とされています。

数値の目安はありますが、血圧は年齢によって変化します。年を取るにつれて高くなる傾向があるのです。また病院で血圧を測る時と、自宅で自ら計測する場合を比べると、緊張がほぐれるためか自宅で測ったほうが数値が低くなることが多いのです。そのような条件の上に、もともとの体質なども併せて考えなければ血圧が正常か異常かは正確には判断できません。血圧を測って高めの数値が出たら自己判断をせずに、医師の診断を仰いだほうが良いでしょう。

高血圧の症状

高血圧は別名で「サイレント・キラー」と呼ばれることもある、自覚症状に乏しい病気です。知らずのうちに重大な合併症を引き起こす原因となるため、そのような名が付けられているのです。

しかし、全く症状がないわけではありません。高血圧の数値の目安が最高と最低血圧の2つあるのは、心臓がぎゅっと縮んで血液を押し出す、血管に掛かる力がもっとも強い状態と、その後心臓がひろがって全身に送るための血液をたくわえる、血管に掛かる力が最も弱くなる状態があるからです。この2つの状況で絶えず強い圧力が血管に掛かるということは、興奮や緊張しているのに近い体内環境が続いているということになります。流れる血液量も多くなるためそれによる影響もあり、気を付ければ高血圧の症状を感じることが可能です。

高血圧の症状としては、頭痛や耳鳴り、肩こりやめまいなどが代表的なものとなります。疲れが原因だと思いがちなものですが、その疲れは外から来るものばかりでなく、体内から来ているかもしれないのです。ひどくなると動悸や胸の痛みといった症状も出ます。思い当たるふしがあるなら、早めの診察を心掛けましょう。

高血圧と脳梗塞

「高血圧は血管に強い圧力が掛かり続けるため、血管の壁がそれに耐えられるように少しずつ厚くなっていきます。そうすると血管内は狭くなり、血液が流れにくくなります。血管壁が厚くなると、弾力も失われていくのです。

血管がこのような状態のままだと、高血圧の合併症である脳梗塞のリスクが高まります。脳梗塞は脳の血管が詰まることで起こりますが、高血圧はそれを促進するようなお膳立てをあらかじめ整えているのです。血管の弾力が失われてもろくなることで、脳出血も起きやすくなります。

また高血圧と並ぶ生活習慣病である糖尿病は、高血圧と関わりの深い病気です。糖尿病だと血液中に血糖が増えるため、体はそれを薄めようとして血液の量を増やします。血糖値を下げるためのインスリンも、糖尿病の人は少しでは効かなくなっているので多量に分泌されます。インスリンは交感神経を刺激する作用があり、さらに増えた血液を送り出すために心臓には強い圧力が求められ、血圧が上がりやすくなるのです。糖尿病も血管を詰まらせたりもろくしたりする病気なので、糖尿病の合併症の高血圧は、脳や心臓などの血管に関係する病気のリスクがもっと高くなります。

まとめ

高血圧の原因には遺伝もありますが、生活習慣も強く影響を及ぼしています。そのため、食事や運動による改善効果も高いのです。高血圧になっても、病気に考慮した食事や健康法を続けるようにすれば、血圧を安定させる大きな助けになります。医師の指導を受けながら、同時に適切な習慣を取り入れてライフスタイルを正すと、血管もしなやかさを早く取り戻していくでしょう。血圧にアプローチする方法はいくつかあります。自分に合ったものを選んで継続することが大切です。

参考

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会ほか『一般向け「高血圧治療ガイドライン」解説冊子 高血圧の話』

高血圧の予防について

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