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5. 高血圧に効く飲み物をご紹介。
コーヒーと血圧の関係は?

今や日本人の3人に1人が高血圧に該当すると言われているほど、高血圧は深刻な国民病です。脳梗塞などの重病を引き起こすリスクがあるからこそ、普段の食生活を意識していきたいですが、食べ物だけでなく飲み物を変えるだけで高血圧を防ぐことができるのです。今回は高血圧に効果がある飲み物について検証していきたいと思います。

コーヒーは高血圧と関係ない

これまでカフェインは交感神経を刺激したり、心臓に直接作用したりして血圧を上げるため、コーヒーは高血圧に悪いと考えられていました。しかし最近の研究で、コーヒーを飲んでも血糖値の上昇はわずかで、1時間後には元の数値に戻ることが分かりました。しかも普段から愛飲する人は耐性ができるため、血圧の変化はより微量だったのです。

また、以前アメリカが行った研究によると、コーヒーを1日最低4杯以上飲んでいる人は、それ以下の人と比べて高血圧のリスクが減るという結果が出ました。カフェインが入っているにもかかわらず、コーヒーに血圧を下げる効果があるのは、クロロゲン酸というポリフェノールも豊富に入っているからだと考えられています。ポリフェノールは高い抗酸化作用があるため、動脈硬化を防ぎ、血液の流れをスムーズにします。しかし、カフェインの過剰摂取は呼吸困難や睡眠障害などを及ぼす恐れがあるので、コーヒーの飲みすぎには気を付けましょう。

効果のあるお茶

お茶には高血圧に効くものがいくつもあります。
まずはカテキンが圧倒的に多い緑茶です。カテキンには、アンジオテンシン変換酵素という、血管の収縮や血圧の上昇に関わる物質を育成する酵素の働きを抑えます。またポリフェノールの一種であるカテキンには強い抗酸化作用があり、血管の老化を防いだり、血圧の上昇を抑えたりするほか、血管を詰まらせる原因になる悪玉コレステロールを減らす効果もあります。そのほか、リラックス効果のあるテアニンという成分も含まれているので、高血圧に効果が高いのです。

緑茶のほかにも、強力な抗酸化作用のある成分・ルチンを多く含むそば茶や、カリウムが豊富なドクダミ茶もおすすめです。ルチンはポリフェノールの一種で、ビタミンCとともに毛細血管の弾力を強化し、血流をスムーズにするほか、血管収縮作用があるので高血圧の予防につながります。カリウムは高血圧の原因である余分な塩分を排出し、血圧を安定させる働きがあります。

血圧を下げる飲み物まとめ

お茶のほかにも、血圧を下げるおすすめの飲み物が4種類あります。
1つ目はお酢です。お酢に含まれる酢酸は、体内に吸収されると血管を拡張するアデノシンという物質が分泌されるため、血液循環がよくなります。2つ目はカルシウムとカリウムが豊富な牛乳です。カリウムが塩分を尿中に排泄する際、カルシウムが同時に排出されます。カルシウムが不足すると、血中カルシウム濃度を上げるために骨のカルシウムが溶け出し、血中のカルシウム濃度が高くなるのですが、その結果、血管壁にカルシウムが取り込まれて血管壁が硬くなったり、血流が悪くなったりします。それを防ぐためにも普段からカルシウムをしっかり摂る必要があるのです。

3つ目はお水です。血中の水分が不足すると血液がドロドロに流れにくくなり、高血圧や動脈硬化の原因になります。一度にたくさん飲むのではなく、1回200ml前後を2時間ごとに飲むのがベストです。4つ目は赤ワインです。抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富で、血管拡張作用があるので血圧を下げてくれます。

まとめ

血圧を下げる飲み物と聞くと、特定健康陽食品(トクホ)を想像してしまいがちですが、お水やお茶、お酢など意外にも私たちの生活のすぐ近くにあり、摂取しやすいものも数多くあります。もし清涼飲料水や炭酸飲料をよく飲むという人は、こうした飲み物を習慣的に飲むようにすることで高血圧対策になるのです。一番は食事の塩分量を控えるのが大切ですが、こうした飲み物の工夫を合わせることで、高血圧を改善、予防してくださいね。

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