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今話題になっているカジノ型デイサービスについて調べてみた

高齢者の認知症予防、ウェルビーイングと考えると、介護になってもその人らしい生活を続けてもらうことが重要です。その手段の一つとして、パチンコや麻雀などをして過ごす、カジノ型の介護施設(デイサービス)なども存在しています。このような施設に対して世間の評判や公的機関の対応はどうなのでしょうか。利用者本人たちがどう思っているのかも気になるところです。これらの施設の現状と、世間の見方についてまとめてみました。

カジノ型デイサービスは増加の傾向

高齢者が介護を受けるデイサービスは、自宅から日帰りで食事やお風呂、レクリエーションサービスを受けられる施設ですが、最近ではその施設内で、パチンコや麻雀などが行える”疑似カジノ型デイサービス“が徐々に増加の傾向にあります。この事態を受けて、2015年の9月から神戸市では、過剰な遊戯サービスについての改正条例が成立しました。その対応が、ニュースやネットにて大きな反響を呼んでいます。

カジノ型デイサービスの実態は?

Twitterなどのソーシャルネットワークサービスでは、カジノ型デイサービスの実態についての紹介なども行われています。それらを見ると、高齢者たちが楽しくコミュニケーションを取りながら遊んでいる様子がうかがえます。東京都足立区にある「デイサービスラスベガス足立」では、本格的なスロット台やパチンコ台、カジノテーブルまでそろっているようです。しかし、使用する通貨は”ベガス“と呼ばれる架空の通貨で、実際のお金をかけているわけではありません。

「デイサービスラスベガス 足立」の詳細を見る
「デイサービスラスベガス 横浜」の詳細を見る
「デイサービスラスベガス 上尾」の詳細を見る
「デイサービスラスベガス 岐阜羽島」の詳細を見る

経営者の意見

デイサービスは高齢者が仕方なく通所している場所というイメージがあり、高齢者自身が楽しく通える施設を目指したというのが経営者の意見のようです。たまたま、ラスベガスに海外視察にいった時に、高齢者が生き生きと楽しそうに遊んでいるのを見て思いついたとのこと。また、医学的見地から見てもギャンブルを行うと脳に刺激を与えて活性化させるため、認知症の予防にもつながるそうです。高齢者自身が楽しみながら、認知症予防の機能訓練に取り組んでくれているようだと語っています。

利用者の声

特に男性の高齢者から喜びの声が多いようです。一般的なデイサービスは8割が女性の入所者でしめられますが、カジノ型のデイサービスは男女の比率が半々というのも珍しいことだそうです。高齢者本人たちが楽しみにして、自ら遊びに来ている様子がうかがえます。

世間では賛否両論

神戸市の条例を可決した内容をうけて、世間の人はどう思っているのでしょうか。「公金を投資している施設として不適切」という反対派の意見もあれば、「高齢者が生き生きして楽しめていれば良いのでは」といった肯定的な意見まで、賛否両論あるようです。最後までその人らしい生活を過ごせるように、さまざまな人のニーズに合った施設が増えていくことは「高齢者になってもいきいきとできる世界」に近づく一歩なのではないでしょうか。

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