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がん治療で注目の「緩和ケア」とは?

がんの緩和ケアをご存知でしょうか。緩和ケアとは、病気に伴う心と体の痛みを和らげるために行われる対処方で初期からケアを行うことにより治療に必要な体力と気力の低下を防ぐ効果があるとされています。今回は緩和ケアについてまとめました。

緩和ケアとは?どんな人が利用するもの?

「緩和ケア」とは、「病気に伴う心と体の痛みを和らげるために行われる対処によって、患者と家族の生活の質を改善するのこと」が定義になっています。日本では、主に治療の施しようのない末期のがん患者を対象に、苦しみを和らげる目的で行われるケアだとイメージする人が多いかもしれません。しかしながら、今や、がん緩和ケアは終末期に限りません。2007年の「がん対策推進基本計画」で、がん緩和ケアをがん治療の3大治療法「手術・化学療法・放射線治療」に加えていこうという流れができました。がんと診断されたら、治療の初期段階から患者は緩和ケアを利用でき、医療現場でもがん治療の柱にするべく、がん緩和ケアが推進されているのです。

緩和ケアが行われるメリットと効果

がんの治療と併用して緩和ケアが行われるメリットとして、身体的・精神的な苦しみを緩和することで心身の衰弱と生活の質の低下を防ぎ、治療に必要な体力を回復させることができるという点があります。また、がんを治療するチームと緩和ケアのチームが完治に向けて連携することで、抗がん剤の副作用に苦しんでいないかを早期に発見できたり、強い副作用が表れないように予防することもできるというメリットもあります。
このように、緩和ケアをがん治療の初期段階から行うことで、予後の改善も見られたという報告もあります。緩和ケアのチームには、医師や看護師、薬剤師をはじめ、ソーシャルワーカーや心理士、栄養士などの専門スタッフが集まっています。それぞれの担当分野での適切なアドバイスによって、がん患者が抱える不安を軽減する効果があります。

がん緩和ケアは初期から積極的に

がん緩和ケアは、がん治療と併用することで高い効果があることがお分かりいただけたでしょうか。ところが、がんの初期から緩和ケアを受けることができるということを知っている人は、4割弱にとどまっています。病気の痛みや治療の辛さは我慢して当然と思われがちですが、もはやそれらは適切ではなく、緩和することでより効果の高い治療になるのです。痛みや苦しみ、不安を和らげることができる緩和ケアを、がん治療の早い段階で取り入れることを考えてみることをおすすめします。

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