null
mamoria マモリア(mamoria)親の介護にはじめて
向き合うご家族を総合サポート

最新記事を受け取る

人気ランキング

おすすめ記事

キーワード一覧

今すぐ出来る!高齢者の転倒防止対策まとめ(自宅編)

転倒による骨折・ケガから介護が必要になる人は少なくありません。あらかじめ転倒しないような工夫が必要です。今回は今から実践できる転倒防止対策をご紹介します。

高齢者が転倒することのリスクとは?

高齢者が要介護状態になる原因の約1割が、転倒であると言われています。自宅で暮らしていて、年に1回以上転倒する高齢者は約3分の1です。そのほとんどが室内での転倒だということがわかっています。
骨が弱くなりがちな高齢者は、転倒すれば骨折する確率が高く、歩けないことがきっかけで運動能力や気力の低下を招き、寝たきりになってしまうことがあるのです。
では、なぜ高齢者はこれほどまでに転倒してしまうのでしょうか。医学的には、転倒することは正常なことではありません。視力、聴覚、触覚や関節の可動域、バランス感覚、薬の副作用によるふらつきなどさまざまな要因が組み合わさっています。認知症の方も転倒しやすい傾向にあります。

自宅で転倒しやすい場所


・居間
意外かもしれませんが、自宅における転倒が多い場所の一つです。
普段意識しない小さな段差や、カーペットの端のめくれ、気付きにくい電源コード、散らばった雑誌、新聞などが原因で転倒が起きてしまいます。

・玄関
靴を履いたり、脱いだりすることに加え、段差があるため非常に転倒が起きやすい場所です。

・浴室
特に浴槽をまたぐ場合には注意が必要です。
あまりにも不安な時は、浴槽を持ち込む訪問入浴やヘルパーの手を借りながら入浴を行う訪問介護などの介護保険サービスがあります。
こちらのサービスを活用するのも一つの手ではないでしょうか。

転倒した場合はどうすればいいのか

高齢者の方は転倒しても、痛みを感じなかったり、話したがらなかったりすることがあります。もし転倒していたら、どのように転んで、どこを打ったのか、痛みはあるかなど状況を聞き出して、医師に相談することが大切です。
捻挫や骨折が疑われる場合には、傘や杖、雑誌といった身近にあるもので「添え木」をして患部を固定することで、痛みや出血を抑えることができます。

有効な転倒防止策とは?


・自宅内のバリアフリー化
費用はどうしても掛かってしまいますが、自宅の住宅改修は効果的な対策の一つです。
手すりの設置や、段差の解消など自宅における抜本的な改修が必要な際には活用してみてもいいかもしれません。

・転倒防止グッズ
手軽な転倒防止グッズとしておすすめなのが、「転倒防止くつした」です。つま先がひっぱられ上がりやすくなっており、つまずくのを防いでくれる商品です。

・スリッパを履かない
脱げやすいスリッパを履くと転倒の危険性が高まります。
スリッパを履いてしまうと段差に気づきにくくなり、つまづきやすくなります。

・整理整頓を心掛ける
先ほど、自宅で転倒しやすい場所の一つに居間が挙げられるとご紹介しました。
原因は散らばった雑誌や新聞・電源コードなどです。
普段から整理整頓を心掛ければ、転倒のリスクを軽減できます。

・日頃のこまめな運動・筋力向上
筋力が落ちると、歩く際に足を引きずりがちになってしまいます。
その癖がついてしまうと、小さな段差にもつまづきやすくなり、転倒の危険性が高まります。
日頃からこまめな運動により筋力の維持・向上を心掛けるといいかもしれません。

転倒を防止する安全な環境づくりを

転倒防止グッズは、手軽に試すことができとても便利ですが、あくまでも補助的役割ですので、過信は禁物です。身に着けるのがおっくうになってしまっては効果も得られませんので、着脱しやすいことも選ぶポイントです。
転倒防止には、グッズを利用するとともに、筋力トレーニングや関節可動域トレーニングなどを含めた適度な運動や、転倒しない環境づくりが大切です。

最新記事を受け取る

関連キーワード

併せて読みたい記事

  • 制度導入でなく運用を目的に 介護離職防止への取組 -株式会社NTTデータ
    制度導入でなく運用を目的に 介護離職防止への取組 -株式会社NTTデータ
    介護の悩みを職場で誰にも相談出来ない。会社の人に迷惑を掛けたくない。介護が原因で退職してしまう方はこのように思われているのではないでしょうか。介護休暇・休業など、仕事と介護の両立を支援する制度があるにも関わらず、自らを追い詰め退職を選ばれる事例が増えているようです。今回は株式会社NTTデータで介護離職防止に取り組まれる人事本部人事統括部労務厚生担当部長植野剛至様にお話を伺いました。
    記事を見る
  • 「魔法」のように楽しくスラスラ書ける不思議な終活ノート
    「魔法」のように楽しくスラスラ書ける不思議な終活ノート
    日本では1991年に登場したと言われる「エンディングノート」。2012年の経済産業省の統計では70歳以上の作成意向は69.2%に上り、年々向上していると予測されます。 延命措置、介護、相続等について、もしもの時、代わりに意思決定を迫られる家族の心的負担を減らすための意思表示を目的に、認知度も向上しています。 今回は、誰しもに訪れる「死」をゴールに「いかに生きるか?」を子供から大人まで、世代問わず考えることができるエンディングノートを開発した「マンダラエンディングノート普及協会」代表の小野寺秀友さんにお話を伺いました。
    記事を見る
  • たった1人のために奏でる天上の音楽「リミナル・ハープ」
    たった1人のために奏でる天上の音楽「リミナル・ハープ」
    大切な人がターミナル期に入ると、家族の緊張はピークに達し、その人にしてあげられることが限られていくことに悲しみを抱くことも多くあるのではないでしょうか。 少しでも穏やかに、安らかに過ごしてほしいと祈る思いを、直前まで機能が維持されるといわれる聴覚に訴えかけることのできる音楽で届ける方がいます。 今回は、リミナル・ハープ奏者の佐野正子さんにお話を伺いました。
    記事を見る
  • 最期の晴れ舞台衣装、ウエディングドレスならぬエンディングドレス!?
    最期の晴れ舞台衣装、ウエディングドレスならぬエンディングドレス!?
    近年では、お葬式の内容も多様化して来ました。海や山へ散骨する「自然葬」や、故人が好きだった曲を生演奏する「音楽葬」、生きているうちにお世話になった人々へ感謝を伝える「生前葬」など...。「終活」という言葉も生まれ、「自分らしい最期を迎えたい」と考える人が増えて来ています。そんな中、「エンディングドレス(死装束)」の人気が上昇中です。
    記事を見る
  • 認知症の方の介護に関わる方向け。ストレス解消に大事なポイント
    認知症の方の介護に関わる方向け。ストレス解消に大事なポイント
    介護はする側もされる側もストレスを抱えることが多いものですが、お互いストレスを抱えていると介護もスムーズにいかないものです。 介護をする側のストレスも意外に抱え込みやすいもの。 今回はご家族様向けにストレスを解消・発散する方法をご紹介します。
    記事を見る