null
mamoria マモリア(mamoria)親の介護にはじめて
向き合うご家族を総合サポート

最新記事を受け取る

人気ランキング

おすすめ記事

キーワード一覧

これだけ知っておけば安心!介護の臭い対策集

家族に介護が必要になった場合、まず問題となるのが臭いの対策です。介護に慣れないうちは、毎日行うことになる排泄物の処理とその臭いにどう対応すればいいのか頭を悩ませる方も少なくありません。さらに排泄物以外にも、介護スペースには様々な臭いが充満します。介護する側も介護される側にとっても、この臭いは気が滅入るだけでなく衛生的にも問題があります。そのため早急に解決し、改善する必要があります。長い時間を過ごすスペースだからこそ、臭いの対策は万全にしておきたいものです。介護をはじめる際に、知っておきたい臭いの原因とその対策方法についてまとめました。

臭いの原因とは?

介護スペースに発生する臭いの原因には、大きく分けて体臭排泄にまつわる臭いに分けられます。体臭の原因は加齢臭、老人臭と呼ばれるもので、加齢によって新陳代謝が落ち、体から出る分泌物が酸化することで発生する臭いです。そしてもう一つは排泄にまつわる臭いです。排泄物そのものが発する臭いと、排泄物を適切に処理できなかったことによる臭い、またトイレに間に合わなかったときの尿漏れによる臭いなどがあります。

高齢者の場合は、持病や食生活によっても、排泄物の臭いに違いがあります。さらに排泄物が漏れ出していても、臭いがすぐに発生しないため、あちこちに臭いが染みつき取れなくなっている場合があります。また介護される側の障害の程度によっては、すぐにトイレにいけるよう介護スペースにポータブルトイレを設置していることがあり、このトイレ自体が臭いの原因となっていることがあります。

排泄介助の場所をトイレ以外にも設ける

排泄介助をする際に、臭い対策も一緒に行うことで、臭いを軽減することが出来ます。自分でトイレに行くことが出来る場合でも、トイレまで間に合わない場合はトイレの近くに介護スペースを作る、また介護スペースにポータブルトイレを設置するといった対策が必要になります。

ただしトイレの問題はデリケートなため、介護する側の都合だけでなく、介護される側も納得した上で、双方が納得出来る形にすることが大切です。おむつをすると介護側は介護が楽になりますが、介護される側は自分で排泄が出来なくなったことを気に病み、痴呆が進む場合もあります。

また部屋で排泄介護をする場合やポータブルトイレを使用する際には、排泄物は空気に触れないようすぐビニール袋に入れる、使用済みのおむつは臭いが漏れないように何重にも包むといった対策が必要です。同時に下着や寝間着を交換することで臭いを軽減することが出来ます。

介護スペースにこもる臭いはエタノールや換気を

介護スペースにこもりやすい臭いを、毎日の介護と共に軽減する方法として、毎日換気をする床や畳をエタノールで消毒する方法があります。さらにポータブル用の消臭剤や、スプレーによる介護用消臭剤を使うことで、臭いを軽減することが出来ます。尿の臭いの元であるアンモニア成分を分解し、除菌も出来る消毒用エタノールは、薬局で安価で購入することが可能なので、毎日の掃除に取り入れるだけで介護スペースの臭いを解決出来ます。

また介護スペースは食事も取るスペースなので、食べ物の臭いも残りがちです。朝窓を開けて換気をするだけでも床や壁の臭いが減ります。これに加え、洗濯が出来ない椅子やベッドなどに消臭スプレーを使用することで快適に過ごすことが出来ます。

神経質になりすぎずに、プロに任せても

臭い対策を全部介護する側がやろうとすることは、体力的にも精神的にもかなりの負担となります。また臭い対策に神経質になるあまり、介護される側が気を遣ってしまい、食事や水分補給を遠慮したり、排泄が上手く出来なくなる場合もあります。

このようなときには、無理をせずプロの手を借りましょう。介護サービスを利用して、入浴や清拭をお願いしたり、トイレの掃除をプロにお願いすることで染みついた臭いを取ることも可能です。また、シーツに臭いが染みついている場合もよくあるので、シーツ交換サービスをうまく利用するのもひとつの手です。月額でも1000円以下などとそれほど高くないのでおすすめです。

介護する側は様々な介護を一人で行うことになるため、身体的にも精神的にも負担が大きく、また臭いの問題も悩みつつ一人ではどうすることも出来ないまま後回しにしがちです。臭い対策のグッズや介護用具などは新しいものが次々と出ています。介護のプロにアドバイスをもらいながら、適切な臭い対策をしていきましょう。

まとめ

介護スペースは閉じられた空間になりやすく、そのため臭いが気になっても毎日の介護に追われて対策が後回しになりがちです。また臭いが気になってケアがおろそかになると、それが悪循環となる場合もあります。排泄介護はやりがいが感じにくいだけでなく、嫌悪感が先に立ってしまいがちです。しかし適切な処理をすれば臭いが軽減されるだけでなく、介護する側もされる側も気持ちよく対応することが出来ます。介護に疲れてしまわないよう、プロなど第三者の手も借りながら、介護スペースを快適な空間へと変えていきましょう。

最新記事を受け取る

関連キーワード

併せて読みたい記事

  • 徘徊から家族を守るためにできること
    徘徊から家族を守るためにできること
    認知症の症状の一つに徘徊行動があります。認識障害を起こしている上に外を歩き回るため、徘徊行動には事故や事件のリスクがたくさん存在しています。大切な家族を徘徊のリスクから守るために何ができるでしょうか。
    記事を見る
  • 【前編】励ましではなく、相手から見て「わかってくれる人」になる
    【前編】励ましではなく、相手から見て「わかってくれる人」になる
    2017年6月に公表された厚生労働省「保険医療2035」での提言では、当年の「総合診療医」資格化に向けて、質の担保・人材育成、地域主体の保険医療再編の重要性等に関するレポートが発表されました。 今回は「一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会」理事、めぐみ在宅クリニック院長の小澤竹俊先生に「解決できない苦しみ」といかに向き合うか、お話を伺いました。 「スピリチュアルな苦しみに対する具体的援助」の普及に取り組んでおられます。
    記事を見る
  • 【介護予防】自治体が行っている健康診断を受けよう!
    【介護予防】自治体が行っている健康診断を受けよう!
    高齢になると、何よりも日々の健康が最大の関心事になります。中には初期症状が出にくい病気もありますから、特に不調がなくても積極的に健康診断を受けたいものです。市区町村が行う健康診断なら、無料または安価に健康チェックすることができます。
    記事を見る
  • 要介護者を自立させる!【和光市の取り組み】
    要介護者を自立させる!【和光市の取り組み】
    介護資金は、要介護度が重度であればあるほど、利用者やその家族にとって大きな負担となります。しかし、要介護者が自立して生活していくことができれば、介護にかかる自己負担は減ります。そこで和光市が力を入れている、要介護者の自立に繫がる取り組みについてご紹介します。
    記事を見る
  • 認知症のひと集まれ!最近話題の認知症カフェとは?
    認知症のひと集まれ!最近話題の認知症カフェとは?
    認知症カフェとは、認知症の方やその家族、介護・医療従事者、地域の人々が集い、交流や情報交換を行うカフェのことです。ヨーロッパではじまり、日本では全国で約30か所ほどあり、年々増加傾向にあります。今回は認知症カフェとは何か、その特徴をまとめました。
    記事を見る