null
mamoria マモリア(mamoria)親の介護にはじめて
向き合うご家族を総合サポート

最新記事を受け取る

人気ランキング

おすすめ記事

キーワード一覧

介護予防に効果あり!高知発祥で話題のいきいき百歳体操とは?

高知市で開発された介護予防を目的とした体操、通称『いきいき百歳体操』が、全国に広がりを見せています。今回はいきいき百歳体操の内容や効果についてご紹介します。
高知市で開発された介護予防を目的とした体操、通称『いきいき百歳体操』が、全国に広がりを見せています。今回はいきいき百歳体操の内容や効果についてご紹介します。

いきいき百歳体操を知っていますか

いきいき百歳体操は、平成14年に高知市のリハビリのプロである理学療法士が開発しました。
手首や足首におもりをつけて椅子に腰かけた状態でゆっくりと行う筋力運動の体操で、準備体操、筋力運動、整理体操の3つの運動で構成されています。体操自体は約30分程度で激しい動きはなく、ゆっくりと腕や足を曲げ伸ばししたり、立ち上がったりする誰にでも簡単にできる運動なので、高齢の方や体力に自信のない方でも気軽に実施することができます。
また、筋力だけではなく注意機能・認知機能の向上も見込まれるため、非常に高い効果が期待出来ます。
日々を安全・安心に暮らすためにも、ぜひ日常生活に取り入れたいプログラムではないでしょうか。

平成24年5月末現在の時点で全国の50市町村、1500か所以上で実施され、介護予防活動として全国の自治体からも注目されています。

いきいき百歳体操の効果とは

高知市の調査によると、体操をすることによって「知り合いができた」「気持ちが明るくなった」「楽しみが増えた」といった精神的な効果があることが分かっています。さらに、いきいき百歳体操をしている人たちの健康面では「体力がついた」「足腰の痛みがなくなった」「階段の上り下りが楽にできるようになった」「歩くのが早くなった」「転びにくくなった、体が軽くなった」「引き締まった」などの効果が表れています。いきいき百歳体操には、口腔の機能を向上するかみかみ百歳体操や認知機能を向上するしゃきしゃき百歳体操などもあります。

身体能力向上以外の効果

いきいき百歳体操の効果は身体能力の維持・向上だけではなく、住民同士による交流にもなっているようです。
週に1~2度定期的に近隣住民同士が集まる機会というのは、そう多くはありません。
特に高齢になるにつれ、歩行などの不安から外出には億劫になるものではないでしょうか。
次第に足腰を使わなくなり、筋力は衰え、より外出をしなくなる、といったスパイラルが生まれてしまいます。
しかし、定期的に外出する機会を設ける事により、閉じこもりを防ぐ効果が見込めます。
身体能力の向上と住民同士の交流により、心身共に健康になることができます。

体操の注意点

下記の注意点を守ることで、より高い効果が期待出来ます。

・水分補給を取る
特に夏場は脱水症状・熱中症に要注意です。運動すると体温が上昇し汗をかきます。室内でも十分起こり得る現象だけに、水分はこまめに取りましょう。

・ゆっくり身体を動かす
ゆっくりと身体を動かすことで、負荷がかかりより効果的に運動を行う事が出来ます。
必ずしも身体を動かすのは早ければいいというわけではないようです。

・無理をしない
痛みのない範囲で体操を行いましょう。健康のために体操をしているはずなのに、身体を痛めてしまっては元も子もありません。

全国自治体での取り組み

近年、いきいき百歳体操は、全国で広がりをみせていますが、行政からお願いすることはありません。体操のビデオなどはありますが、全国ですべて同じではなくアレンジされた体操を独自に行っている自治体もあります。ボランティアとして保健師や理学療法士がサポートを行いますが、あくまでも住民が自分たちで行うことを大切にし、週に1~2回を目安に住民主体で行っているのが特徴です。それが地域づくりや、多くの人が続けていくことにつながっているのです。多くの方が生き生きと生活するための「いきいき百歳体操」あなたがお住まいの地域で始めてみませんか。

最新記事を受け取る

関連キーワード

併せて読みたい記事

  • 【認知症基礎知識】認知症の原因・症状をポイント解説
    【認知症基礎知識】認知症の原因・症状をポイント解説
    高齢社会が進む日本で問題となっているのが、認知症患者の急増です。しかし認知症はただの呆けと誤解されるなど、当事者家族以外に正しい知識が定着しているとは言い難い状況です。今回は決して他人事ではない認知症の原因や症状、予防法についてお話していきます。
    記事を見る
  • 日本郵政の見守りサービスとは!?
    日本郵政の見守りサービスとは!?
    日本郵政は見守りサービスとして、家族に代って遠方で独り暮らしをする高齢者を支えるサービスに乗り出してきました。郵便局員が配達を利用して高齢者宅を訪れるサービスです。今回、アップル社およびIBM社と提携することで、よりリアルな生活サポートの実現を目指しています。
    記事を見る
  • 音楽の力で介護現場に奇跡を起こす。「歌う」レクリエーション
    音楽の力で介護現場に奇跡を起こす。「歌う」レクリエーション
    2025年には65歳以上の認知症患者数が約700万人、高齢者の5人に1人は認知症になると見込まれています。(『平成28年版高齢社会白書』より) これまで「予防できない」と言われていた認知症ですが、近年の脳科学研究では、記憶・学習等の脳機能、認知症やパーキンソン病等の脳病態等が明らかになってきています。 今回は「生涯現役」をテーマに、音楽の効果を活用した健康促進、介護・認知症予防に取り組む、日本音楽レ・クリエーション指導協会理事長の堀口直子さん、会長の小野惣一さんにお話を伺いました。
    記事を見る
  • 車椅子で行けるゴールデンウィーク(GW)旅行先【信越・北陸】【散歩】
    車椅子で行けるゴールデンウィーク(GW)旅行先【信越・北陸】【散歩】
    美しい自然や歴史的遺産に恵まれた信越・北陸地方は、お出かけを楽しんでみたいエリアの1つでしょう。親御さんと一緒にのんびり散策をするのにもピッタリです。そんな信越・北陸地方には車椅子でも安心して出かけることのできるスポットが様々あります。ここでは、そのスポットの幾つかをご紹介します。
    記事を見る
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について知ろう!
    サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について知ろう!
    サービス付き高齢者向け住宅、通称サ高住は、バリアフリーになっている賃貸住宅で、各種介護サービスを受けられる住宅のことをいいます。今回はサ高住の特徴や入居条件などをご紹介します。
    記事を見る