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認知症のひと集まれ!最近話題の認知症カフェとは?

認知症カフェとは、認知症の方やその家族、介護・医療従事者、地域の人々が集い、交流や情報交換を行うカフェのことです。ヨーロッパではじまり、日本では全国で約30か所ほどあり、年々増加傾向にあります。今回は認知症カフェとは何か、その特徴をまとめました。

認知症カフェ、あなたの地域にはありますか?


認知症カフェというものをご存じでしょうか?認知症カフェとは認知症の高齢者本人と、その家族が、地域の方たちや介護・医療の専門家と食事やお茶を共にしながら交流できる集いの場のことです。
厚生労働省は、認知症の高齢者の方たちが住み慣れた地域で少しでも長く、地域の人々に理解されて幸せに暮らせるよう施策推進の総合戦略として“新オレンジプラン”を平成26年1月に発表しました。その新オレンジプランの中で、認知症の方やその介護者である家族が社会から孤立することなく、介護や医療の専門家や地域の人たちと交流して情報を共有し、お互いを理解し合える認知症カフェの設置を推進していくことが発表されました。
認知症カフェはもともとはヨーロッパで生まれたもので、現在日本でも少しずつ増えて来ています。今回の新オレンジプランでますます増えていくと思われますが、その特徴や問題点について考えてみましょう。

認知症カフェがもたらす効果


認知症の方は、慣れない場所へ行くことへ不安があったり、介護する方が連れ出す自信をなくしていたりで、ついつい引きこもってしまいがちです。また、一人暮らしの方は、家にひとりで居ては会話をする相手もなく、刺激もなくて、ますます認知症が悪化してしまう可能性もあります。安心して通える居心地の良い場所で、楽しい会話や交流があればそれが刺激となって認知症の方に良い変化がみられたり、もっと社会に出る勇気を持てるかもしれません。また、認知症カフェで出会う介護や医療の専門家との会話によって、認知症の進み具合などが把握できます。
また、介護をする家族が認知症カフェに通うことで、同じように家族の介護をする方と出会い、それぞれの悩みを話し合ったり、介護や医療の専門家に相談してアドバイスをもらったりすることができます。介護をする家族が、社会的に孤立感を深めていたとしたら、ただ話を聞いて共感してくれる場所があるということで、また気持ちを新たに介護に戻ることができるのではないでしょうか。


認知症カフェのひとつ、目黒区の“Dカフェ“


目黒区では、認知症の方とその家族、地域の方と医療・介護の専門職員等が誰でも参加でき、認知症や介護について話し合える場として、1回300円で参加できる認知症カフェ(Dカフェ)を区内5か所で開いています。運営については、DカフェまちづくりネットワークというNPO法人が行っています。
Dカフェに参加することで、認知症の方本人が明るくなった、介護者である家族が悩みを話せるのでひとりで抱え込まなくなった、介護の専門家は介護者と介護される側というのではなく平等な立場で話し合えてとても有意義だと、それぞれがDカフェの良い効果をあげています。

認知症カフェのこれからの課題


認知症カフェは、自身も介護をしていた元家族がボランティアで始めたもの、介護や医療の専門家が必要を感じて立ち上げたもの、NPO法人が開いているもの等、公的な助成があるとしてもかなりの部分をボランティアの力に頼っているのが実情のようです。特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人がそのノウハウを生かして開設する等、少しずつですが変化も出てきており、新オレンジプランの推進で今後は国として社会全体として認知症カフェの取組みを支えていくことが期待されています。また、認知症に今は関係ないと思っている人たちも、認知症への理解を深めて、地域の認知症カフェを見守り参加・協力していけたらいいですね。

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