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もしかして認知症・・?不安になったらすべきこと

介護の始まりは病気や怪我によるものがほとんどですが、その中でも認知症は全体の約15%を占めています。認知症もいくつかの種類に分類されますが、加齢による『物忘れ』と『認知症』の初期症状は似ており、『もしかして・・』『まさかうちの親が・・』などと思い悩む方も多いと思います。
『もしかして・・』と思ったらすべきことをまとめました。

ためらわずに医療機関で受診


認知症は、早く発見して、正しく診断されることで、適切な治療が受けられる病気です。治療可能な認知症であれば、早期診断により、予防や症状の改善につながります。アルツハイマー型認知症であれば、症状の進行を遅らせることができます。
もし、ご本人が納得するのであれば、できるだけ早く病院に行き、確認するのが一番です。

本人が受診を嫌がって病院に行けない!そんなときは?


もしかして・・?と思っても、本人がそれを受け入れられず、医療機関での受診を嫌がり、対応が遅れることがよくあります。
認知症なのか、ただの物忘れなのか・・・まずは『認知症チェック』で確認してみましょう。

ここでは認知症を評価するテストとして長谷川和夫氏考案の「改訂・長谷川式簡易知能評価スケール」をご紹介します。専門家が使用するものですが、一般の人にも認知症がどの程度すすんでいるか見ることができるはずです。
自己診断用ではなく、対象者に質問をする形で実施してください。質問は全部で9問あります。

基本的に、間違いは0点、正解は1点で以下9問の合計点数を出して下さい(満点は30点です)。

[質問1] お歳はいくつですか?(2年までの誤差は正解)

[質問2] 今日は平成何年ですか?
今、何月ですか?
今日は何日ですか?
今日は何曜日ですか?
(それぞれ正解なら1点、4個とも正解なら4点)

[質問3] 私達が今いるところはどこですか?
(ヒントなしに自発的に正解が言えれば2点)
(5秒おいて、家ですか?病院ですか?施設ですか?の中から正しい選択をすれば1点)

[質問4] これから言う3つの言葉を言ってみてください。
あとでまた聞きますのでよく覚えておいてください。
(検者が言った後すぐに被検者に答えてもらえばよい)。
桜 猫 電車 (それぞれ正解なら1点)

[質問5] (それぞれ正解なら1点、2個とも正解なら2点)
100-7は?(不正解ならこれで打ち切る。0点)
93-7は?

[質問6] 私がこれから言う数字を逆から言ってみてください
(それぞれ正解なら1点、2個とも正解なら2点)。
6-8-2
(不正解ならこれで打ち切り0点、2-8-6と言えれば正解で1点で4桁に挑戦)
3-5-2-9

[質問7] 先程(質問4)覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。
自発的に(ヒントなしに)回答があれば各2点(3つともヒントなしに言えれば6点)、もし回答がなければ以下のヒントを与え思い出せれば各1点、ヒントを出しても思い出せなければ0点。
ヒント:植物、動物、乗り物

[質問8] これから5つの物を見せます。それを隠しますので何があったか言ってください。
(直後に隠して聞けばよい)
5つの物は相互に無関係な物を選ぶこと。例えば、メガネ・ペン・手帳・はんこ・時計
5個とも思い出せれば5点、4個なら4点、3個なら3点、2個なら2点、1個なら1点、0個なら0点

[質問9] 知っている野菜の名前を10個言ってください。(10秒間発語がなければ、そこで打ち切る)
5個までは0点、6個言えたなら1点、7個なら2点、8個なら3点、9個なら4点、10個言えれば5点
________________________________________
判定

合計20点以下は疑い
21点以上が正常(満点は30点)
あくまでも参考にとどめ、勝手な自己判断はやめましょう。ご心配な方は医師とご相談ください。
________________________________________


どうしても病院に連れて行きたい!皆のアイディア


認知症チェックでやはり心配が高まった、病院に連れていきたいが・・本人が行くのを拒む。
そんなときに使われているアイディアをご紹介します。

  • お気に入りの人に説得してもらう
自分の娘や息子だと身近なせいで拒否反応が強く出ることが多いようです。孫だったり、姪だったり、また近所の方だったり、その人の言うことだと聞くという人物がいませんか?その人にうまく説得してもらえないかを試してみます。

  • かかりつけ医から説明してもらう
もしかかりつけ医がいる場合は、お願いして受診を促してもらいます。
疑心暗鬼になっている場合は、認知症ではない病名を使って協力してもらいます。

  • 総合病院へ行く
かかりつけ医がいない場合、総合病院の内科などを受診する際にお願いをしておき、その場で認知症が検査できる科にまわしてもらうという方法が考えられます。

  • 健康診断を受診するふりを
高齢の健康診断に受診するふりをし、病院に連れて行きます。

いくつか方法を紹介しましたが、実はごまかして病院に連れて行った場合、結局気づかれてしまい、その後どんなに説得しても病院には行かなくなったりすることも多いのです。
ですので、『早めに受診すれば治る』ということを伝え、本人も納得の上で病院に行けるのが一番です。このとき、『私のために』というアイメッセージ※を添えることをお勧めします。
認知症は初期のコミュニケーションの取り方が、その後の介護期間において重要になってくる場合がありますので、『もしかして・・』と思った場合は、まず病気についての知識を深め、相手に接するよう心がけましょう。
※アイメッセージ・・・『私は』を主語として、思いを伝えるコミュニケーションの取り方。

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